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「研修、本気でやってます」 DACグループの人材育成とは

はじめに、自己紹介

こんにちは。人事部 人材開発課の小田部です。
今回、DACグループの人材育成について執筆の機会をいただき、鼻息荒くキーボードを叩いております。
なぜなら『DAC基本は人材育成』と社内で謡われている通り、研修・人材育成は当社が大切にしている企業価値だから。
普段は、「研修やりまっせ~予定空けといて~」と社員の皆様に連絡して煙たがられている私が、鼻息ムンムンで“DACの研修の素晴らしさ”を言語化していきたいと思います!
ちょっと暑苦しいかもしれないけど、頑張るから、最後まで読んでね!

どんな研修をやっているの?

DACグループの研修は大きく分けて5階層の設計となっています。

  1. 入社年代別研修
    入社1年目~4年目までの社員が、入社年次毎に参加します。

  2. 役割別研修
    チーム長補佐、チーム長、グループ長、部門長・事業推進者、役員といった組織の中での役割別に招聘されマネジメントなどについて学びます。

  3. キャンペーン
    一定期間に課せられた目標を達成すると、海外の企業訪問などがセットになった報奨旅行の権利を得られます。

  4. 検定、資格
    一定職位以上の社員にマネジメントや経営の基礎力獲得と証明のために受験いただいています。

  5. 特別研修
    お子様がいらっしゃる社員や、女性管理職等、その時々に必要な層に向けて。

全ての研修を実施する目的・私たちの“らしさ”

DACグループでは、育成方針を「世界に通用するリーダーの輩出」としています。
そのために、業務のスキル・テクニックだけでなく、人間力の向上につながる様々な体験をしていただくのが、DACグループの研修のポイントです。

入社2年目田植え研修(2018年)
入社3年目リンゴ狩り研修(2018年)
入社1年目富士登山研修(2018年)
入社1年目ハーフマラソン研修(2019年)
キャンペーンの海外研修(2017年/イタリアにて)※小田部本人です!

マラソン研修・・・『個人での目標達成』
富士山研修・・・『チームでの目標達成』
農業体験の研修・・・『農作業を通じた食物のありがたみの体感、生産者への感謝』
海外研修・・・『異文化(言語・文化・価値観)に触れ、「相手の立場になって考える姿勢・視点」を身につける』『次世代までも視野に入れた社会貢献の意識を身に付ける』

など、それぞれの研修に目的設定はございますが、「正直なんのためにやっているの?」と思われるような研修ばかり(笑)。
だってそうですよね。
山を登っても、マラソンを走り切っても、ビジネススキルは身につきませんし、農作業をしても、その日会社の営業成績には1円も利益はつきません。

では、何故やるか。

全ての研修は、DACが目指す人間力教育に通じているからです。
どれだけお金を持っているか、どれだけ凄い役職についているか、どれだけ権力をもっているか、という物差しではなく、

何に感動し、何に感謝し、それをどのように相手に届けることが出来るか

そういう感じ方や生き方を、職業人生活を通じて育んでいこう、ということがDACグループの人間力教育の根幹にあります。
そういうことを大切にできる人が、人を感動させる仕事をすると思いますし、価値のある事業を世の中に提供すると信じています。
各種体験型研修では、そんなことを重んじ、カリキュラムの設計を行っています。DAC社員の皆様のマネジメントにも、そんな想いが通っているなぁ、とお話をさせていただいていて強く感じます。
こういう温度が感じられるマネジメントや人材育成の在り方が継承されていることがDACの“らしさ”だなぁと思っています。

しかし、あいつの襲来で実施できなくなった宿泊研修…

が・・・2019年末、あいつが日本で猛威を振るい始めてから、対面での学びの機会の設定が難しくなってしまいました。
(この時期本当に大変だった。。。マジであいつ許さん、と思っている人全国にたくさんいますよね・・・)
しかし、その間、DACグループでは研修を、中止するのではなく、学びの形を変えて学びの場を提供してまいりました。
(オンラインでの研修実施、LINEグループやFacebookでの外部講師によるコラム配信、次長以上社員に向けた面談実施など)

社員の声もあり・・・感染対策を強化して再開したNIKIHillsでの研修

そんなこんなしているうちに・・・社内では「宿泊型の研修が無くなり寂しい」「各社間の連携をとる機会が少なくなった」「同期と会いたい」等の要望が人事部に寄せられるようになりました。
人事部としても、宿泊型研修をオンラインに切り替えるというだけでは、学びの深度やグループ間の関係性の構築という点で、
不足があるなぁ・・・
何か手を打たなければ・・・
でもなぁ・・・
と二の足を踏んでいました。
すると、代表からの「NIKIHillsで研修やるぞ~!」の号令(笑)
「マジか(;’∀’)」と思いながらも、NIKIHillsはDACの感動事業を体現している場所なので、多くの社員に体験をしてもらいたいという気持ちは強くありましたし、社員からの要望もございましたので、腹を決めて、川﨑役員と共に研修実施に向けて動きました。

そして、2021年10月、感染対策を十分にとって、自社の運営するワイナリーNIKIHillsでの集合型研修を再開いたしました。

感染対策は下記通りです。

  1. 宿泊型研修への参加は「研修実施日1週間前までに新型コロナウイルスワクチンの2回摂取が完了している方」に限る※接種の強制はしない。また、未接種者については代替の学習機会の提供を予定

  2. 渡航前日及び研修終了日に抗原検査を実施

  3. 危機管理委員会より発信されている「新型コロナウイルスに関する方針および対策」内で「出社停止」及び「受診推奨」に該当する場合は、速やかに研修幹事に報告し、対応

  4. 研修期間中も日々の検温を行う

  5. 宿泊部屋を全てシングルユースに。そして、自室以外への往来を禁止

  6. 二次会は「指定された場所」で実施し、「ソーシャルディスタンス(約2メートル、両手を広げた距離)」を保つように指示。また、お酌やペットボトル等の共有を禁止

  7. 渡航期間中は、睡眠時や入浴時・農業中などの指定された時間を除き、全ての時間でマスクの着用を義務付け(研修中、食器洗い中、二次会中など)

  8. 大皿での料理提供があった場合は、速やかに各自の皿に取り分け、卓中央に食事が置きっぱなしにならないようにする

既に、数班分の研修が終了しておりますが、参加してくださったメンバーからは「参加できて本当に良かった!」との声をいただいています。NIKIHills研修の詳細なフィードバックは、参加者であるデイリー・インフォメーション中部の見鳥さんに記事を書いてもらう機会が近々あるようなので、その時までお楽しみに^^!

さいごに

こんな研修やってまっせ~とご紹介させていただきましたが、人材育成という観点で言うと、やっぱりDACの素晴らしさは「温度の感じられるマネジメント」が各社・各現場で継承されていることにあると思います。オープン社内報で、そのあたりも世の皆様に見てもらえる機会があると良いなと思っています♪
教育機会という観点で言うと、これからの時代に求められる会社・組織・人づくりを推し進め、学びや評価制度の形を変えていく必要性を感じていますので、社員の皆様、関係者の皆様からのご意見やお声を頂戴しながら、挑戦していきます^^ご期待ください。

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