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絵本・映画・おもちゃから学ぶLGBTQ

こんにちは。ダイバーシティ&インクルージョン推進委員会(以下D&I委員会)の原です。
暑い季節から徐々に秋めいてきましたね。
食欲の秋やスポーツの秋、読書の秋など…皆さんそれぞれ楽しんでいますか?^^

さて、D&I委員会による【LGBTQ】についての連載第二回目です!
前回はLGBTQをテーマにしたドラマ作品をご紹介しましたが、
今回は、LGBTQ・多様性に関連した絵本や映画、おもちゃについてご紹介いたします。

最近では『LGBTQ』や『多様性』をテーマにした子ども向けの書籍やコンテンツが増えています。
お子様がいらっしゃる方も多いかと思いますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

1|LGBTQがテーマの絵本

『マチルダとふたりのパパ』

パールは転校生のマチルダと仲良くなりますが、マチルダにパパがふたりいると知って驚きます。
家族のかたちはさまざまでも、大切なことは同じだと理解する物語です。
多様な家族のあり方を自然に受け入れるきっかけとなる絵本です。

実際に絵本を読んでみて、マチルダのパパがふたりいることに対して、パールは最初に「楽しそう!」という期待を持つことが素敵だと感じました。
それから期待をしながらマチルダのお家に行きますが、自分のお家と変わりないことに気付くことで、大切なものは同じというメッセージを受け取ることができる作品でした。
シンプルでもわかりやすく、大人が子どもと一緒に読みやすそうな絵本だと思います。
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同じチームで、小さいお子さんがいる藤上さんにも読んでもらいました!

いろんな家族の形や考え方があること、そしてそれは特別な事ではなくて、あたりまえで身近であることを色鮮やかで見やすい絵で描かれていて大人も子どもも読みやすい絵本でした。
正しく理解してもらえるように自分の子どもに読み聞かせしたい内容でした。

『タンタンタンゴはパパふたり』

ロイとシロという2羽のオスのペンギンはカップルになり、石を卵代わりに温めていました。
しかし、石はかえらず、その様子を見た飼育員が他のペンギンカップルが育てられなかった卵をふたりに預けました。
その卵から、赤ちゃんペンギンのタンゴが誕生したのです――。

なんとこちら、ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあったお話です!
本の詳細はこちら

今回紹介した絵本以外にも、LGBTQや多様性をテーマにした作品が増えてきています。
素敵な絵とわかりやすいストーリーで、子どもだけでなく大人にも考えるきっかけを与えてくれるのではないでしょうか。


2|キャラクターの多様性を当たり前に描くディズニー映画

『ストレンジ・ワールド もうひとつの世界』

エネルギー源である植物が絶滅の危機に瀕した世界を救うため、サーチャーとその家族が地底の未知なる世界に挑む。
壮大な冒険と家族の絆を描く、ディズニーのアクション・アドベンチャー超大作!

LGBTQに関する部分はごく一部ですが、ストーリーの中で主人公がゲイの息子に初恋相手のことを話されたときに「いいじゃん!応援してるよ!」と当たり前に受け入れていたり、息子に対して好きな人の話をするときに「Who is she?」ではなく「Who is it?」と聞いたり、性別にとらわれない感覚の会話が展開されています。

また、この作品の中では、3本脚の愛犬や黒人の母親、アジア系の女性大統領なども活躍しており、幅広くダイバーシティを意識していると思われます。

いずれもストーリーの展開上の必然性はありません。
それは現代社会においても同じで、当たり前に存在しているものとしてディズニーからの社会へのメッセージではないかと思います。
映画の詳細はこちら

参考記事:https://x.gd/aBSK1

3|レゴ®フレンズのダイバーシティを意識したキャラクターたち

LGBTQというより”多様性”に関する内容になりますが、レゴ®ブロックのシリーズの一つである、「レゴ®フレンズ」の2023年1月にリニューアルされたキャラクターは、見た目だけでなく性格や趣味が異なります。

例えば、「オータム」には左手に障害があったり、男の子の「レオ」はキッチンで過ごすのが大好きで、キッチン=女の子というイメージにも囚われないキャラクター設定がされています。

“遊びながら学んでもらうこと”というコンセプトでつくられているレゴ®ブロックの製品には、遊びのなかで多様性のある友達の大切さを感じてほしいというメッセージが込められています。

レゴ®フレンズの詳細はこちら

参考記事:https://www.huffingtonpost.jp/entry/lego-friends_jp_636ce72ae4b081630470b54f

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いかがでしたか?
家族で一緒に楽しみながら、大人も子どもも、「身近にある当たり前なもの」として知っていくきっかけになればいいなと思います^^

次回は学び編です!
Schooで見られる講座について、D&I委員会メンバーが視聴してみた感想をご紹介します。
次回もお楽しみに^^