邪気をはらい、福を招く! 春節飾り
こんにちは。広報課の佐伯です。
2月10日は旧暦のお正月。「春節」ともいいます。
上野本部のグローバル・デイリー(GLD)では、飾り付けが行われていました。
訪日外国人向けのプロモーションを主に行っている同社。
どんな意味があって、どんなきっかけで始まったのか、GLDの王さんと金さんにお聞きしました。
「中国では、春節は国を挙げての祝日です。みんな1週間は休みます」と教えてくれた王さん。
現地の企業は当然のように休業。その間は連絡が取れなくなるので事前の準備が大事になるそうです。(GLDは通常営業です)
「ドアにかかってるのは爆竹の飾りですね。神話に出てくる『獣』を追い払って、福を招くとされています」
…確かに!中国の新年と言えば爆竹のイメージがあります。
これは壺をかたどった飾りが上下逆になっているもの。
中国語では「逆」という言葉も、「来る」という言葉も同じ「タオ」という発音。
なので、「福」が描かれた壺を逆さにすることで「福が来る」ことになるのだそう。(勉強になる!)
この飾り付けが始まったのは2017年。
当時は「爆買い」に代表されるインバウンドが世を席巻し、GLDにも多くの中国人社員がいました。
「彼ら彼女らの気持ちを考えて、『お互いにお祝いしましょう』と始まったんです」と金さん。ところがコロナで情勢がガラッと変わってしまい、ここ数年は倉庫に閉まったままだったそう。
そこから数年。またインバウンドが戻ってきて、現在GLDには王さん含め5人の中華圏のスタッフが働いています。
晴れて復活した春節飾り!
今週いっぱいGLDのオフィスを彩り、1年分の福を呼び込んでくれています。
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13の企業・法人からなるDACグループ。
今後も適宜、各社の事業内容や特色・魅力をお伝えしていきたいと考えています。
社員の皆さん、おススメの情報がありましたら、ぜひ広報課まで!