熱中症になるのは、気温が高い時だけではなかった!暑さ指数とは
こんにちは
イースト・デイリー(ESD)衛生委員 赤坂です。
今年の夏はやばいらしいです。
昨年以上の猛暑で、しかも残暑が長引くおそれがあるんですって
全国的に平年よりも気温が高くなるようです。
すでに、猛暑に悩まされている方も多いことと思います。
熱中症は、晴れて暑い日だけでなく、曇りや雨でも湿度が高い日、また屋外だけでなく室内にいても注意が必要です。
みなさん、暑さ指数(WBGT)って知ってますか??
暑さ指数とは、人間と熱バランスに影響の大きい 気温、湿度、輻射熱 の3つを取り入れた温度の指数です。輻射熱とは、日射しを浴びたときに受ける熱や、地面、建物、人体などから出ている熱です。
WBGTとは、Wet Bulb Globe Temperatureの略で、日本語に直訳すると湿球黒球温度になります。WBGTは、熱中症リスクを表すための指標としてアメリカで考案されたもので、現在では世界中で熱中症リスクを測るための指数になっています。
具体的には、暑さ指数(WBGT)に影響を与える割合は、気温が1割、湿度が7割、輻射熱が2割をしています。
最近よくニュースで流れる「熱中症警戒アラート」は、気象庁が発表する暑さ指数(WBGT)の値が33以上と予測された場合を元に警戒情報が出されます。
日本生気象学会では「日常生活に関する指針」を次のように公表しています。
また、環境省では日本全国の暑さ指数(WBGT)を毎日公開しています。
https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
熱中症というと、気温が高いときになるものだと思われていますが、湿度が高いときの方が熱中症事故がおこる可能性が高いようです。
★熱中症対策のポイント★
・水分をこまめにとる(のどが渇くまえに水分補給)
・塩分をほどよくとる(汗で失われた塩分を補い脱水症状を予防する)
・日ざしを避ける(無理な外出をしない、外出時は日傘を利用する)
・暑さ指数や熱中症警戒アラートに注意する。
まだまだ暑い夏が続きますが、あらためて熱中症対策を行って体調管理をしてください。