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ソムリエ&ワインエキスパート 受験体験記 #0 近藤美伸(講師)

こんにちは。DACグループ NIKI Hills東京事務局の近藤です。
DACグループでは、希望する社員に対して、一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A)認定ソムリエ・ワインエキスパート試験の合格に向けてサポートする取り組みを行っています。2022年度に初めてその取り組みをおこないました。
「ソムリエ&ワインエキスパート 受験体験記」として、まず講師を務めた私から概要などをお伝えしたいと思います!

まず、私の自己紹介から。
私は、DACグループに入社するまでは、航空会社のCA、ライター、エディター、英語講師、不動産関係の仕事をしてきました。
CA時代(時差が苦手で睡眠不足と腰痛との戦いでした)には、世界各国にフライトで行きました。
その中でも、最初にパリに訪れた時に先輩に連れていってもらったレストランが、トゥールダルジャンでした。
鴨づくしのランチをいただいた後、レストラン前のセーヌ川の美しい風景に一目惚れし、すっかりフランスに恋してしまい、それからフランス語を勉強し留学をしました。
当時フランス語を勉強したもののあまり活用できる機会がないままでしたが、現在はフランス・インバウンドやワインの仕事で活用できているので、夢中になって取り組んだ事は、ずっと時間が経っても自分に返ってくるのだなと思います。人生のマジックを感じています。

会社のワイン事業をきっかけに

DACに入社し、会社が北海道・仁木町にワイナリーを設立するということになって、私もただ好きで飲むだけだったワインの勉強を始めようと思いました。まずはJSAのソムリエを取得、その翌年にワインエキスパートを取りました。
2022年には、ワインの国際的な資格であるWine&Spirit Education Trust(WSET)の最上位資格であるLevel 4 Diplomaを取得しました。ワインの勉強を始めてから、自分の中の世界への扉が一つ増えたように感じています。

講師としてDACの仲間にワインの楽しさを伝播!

そして、DACグループの仲間にもワインを勉強する事の楽しさを伝えたいと思うようなりました。そこで、2021年より、一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A)が主催するワイン検定を会社推奨の検定として社員が受けられるように提案し、私も講師として社員の皆さんに講義を行うようになりました。
現在では200名以上のDAC社員がワイン検定のブロンズやシルバーを取得しています。
そして、「次はワインエキスパート&ソムリエ試験に挑戦する!」という人も出てきました。ワインを学ぶ事は面白いと思った仲間達です。
そこで、2022年はさらに進んで、J.S.A.ソムリエ・J.S.A.ワインエキスパート呼称資格認定試験受験のためのプログラムを作り、希望者を募りました。
ちなみに、ソムリエとワインエキスパート についての定義は以下のとおりです。

ソムリエとは
飲食、酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関、酒類製造のいずれかの分類に属し、酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有するプロフェッショナルを言う。ソムリエの役割は、飲食店もしくは酒類・飲料を販売する施設におけるそれらの提供、ならびに商品の適切な紹介とサービスを中心に、啓蒙・普及・研究・教育を目的とした専門的なアドバイスや清潔で衛生的な食事環境の維持など広範に及ぶ。ソムリエの資格はここで言う定義・役割・求められる能力に適うと認められた者に対して、然るべき機関(我が国においてはJ.S.A.)により認定される。
ワインエキスパートとは
酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有する者を言う。 プロフェッショナルな資格ではないので職業は問わず、むしろ愛好家が主な対象となる。我が国においてはJ.S.A.が、ここで 言う定義・役割・求められる能力に適うと認められた者に対してワインエキスパートの資格を認定している。

一般社団法人日本ソムリエ協会WEBページより J.S.A.呼称資格の定義

猛勉強の日々

一次試験突破のため、受験者のいる東京と北海道をZoomでつないでお昼休みの時間に毎週講習を行いました。NIKI Hillsではグリーンシーズン=繁忙期が訪れ、東京の受講者も仕事で忙しい日々の中猛勉強をしました。
それはもうたいへんな勉強で、受験生の皆さんは毎日暗記漬けの日々でしたし、830ページもある分厚い教本から毎週資料を作成する私も時間に追われる毎日でした。
二次試験のテイスティングは何度も練習を行い、最終的にDACグループからはワインエキスパート3名、ソムリエ1名の合格者を輩出する事ができました!

ワインは人と人とを繋ぐ

ワインは人と人とを繋ぐものと言われていますが、ワイン検定から始まったワインエキスパート&ソムリエ合格への道のりを歩む中、まさにこの言葉を実感しました。長い勉強期間を通して、一緒に勉強した社員の間には、強い絆が生まれました。
世界のワイン銘醸地からしたら、日本ワインもNIKI Hillsもまだ歴史が浅く、これから発展途上の産地です。ワインを一緒に勉強して、試験の不安と共に戦いあの苦しみを分かちあった仲間と、NIKI Hillsと日本のワイン産業を盛り上げていきたいと思っています。
ここからはバトンを渡して、合格者に体験談を語ってもらおうと思います。まずはソムリエ合格の舟津さんにバトンをお渡します。
次回をお楽しみに!


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