秋の夜長、美味しい赤ワインを飲みましょう♪
こんにちは
イースト・デイリー 衛生委員 赤坂です。
秋の気配が感じられるようになってきました。
ぶどうの収穫もはじまっていますね。
今回は、赤ワインと健康についてお知らせします。
ワインとは
ワインは「果実を原料とする醸造酒」のことを言います。
紀元前2000年ごろにはすでにワインを作っていたと言われております。
ビールや日本酒は穀物を原料としているため、多くの水を必要としますが、ワインの場合はブドウの果汁のみで、他に水などを一切加えないでつくるため、「良いワインは良いブドウから」と言われるくらい、ブドウの品質がワインのおいしさに直結すると言われています。
赤ワインは健康に良い?
ご存知の方も多いと思いますが、赤ワインが健康にいいと言われる理由は、
赤ワインにはポリフェノールが多く含まれているからです。
ポリフェノールとは、植物が生成する抗酸化物質ですが、近年の研究によりポリフェノールの1つであるレスベラトロールと呼ばれる成分が健康上にさまざまな利益を与えてくれる可能性を秘めていることがわかりました。
メリット① 老化を防ぐ
レスベラトロールが、脳の老化を防ぎ、アルツハイマー病の防止に役立つとして注目を集めています。がん発症のリスクを下げることで体の内側から若返りの効果が期待できます。
メリット② 脂肪燃焼を促す
カナダのアルバータ大学の研究発表によると、1杯の赤ワインを飲むと1時間の運動と同等の効果を得られるようです。レスベラトロールが心肺機能や筋肉を強化する働きを担うことで、運動のパフォーマンスが向上するようです。
メリット③ 血行がよくなり体が温まる
レスベラトロールは血流をスムーズに保つ働きをもち、血行が促進され体が温まります。
メリット④ 糖尿病の予防にもつながる
レスベラトロールが血管の柔らかさを保つ効能をもっているため、高血圧や、動脈硬化、糖尿病の予防につながります。
適量とは
ただし、赤ワインの効果的な飲み方があって、1日の適量を知ることも大事です。
健康のために飲む赤ワインは、1日グラス1~1杯半が適量と言われています。
アルコール度12%の赤ワインを180ml飲んだ時のアルコール摂取量は20ml程度といわれています。成人1日のアルコール摂取量は20~30ml程度が望ましいので、グラス1杯が100~120mlとして、1杯~1杯半が適量となっています。
また、適量の赤ワインには胃酸の分泌を早める効果があるので、消化促進にもつながります。
そのため、赤ワインは食事と一緒に飲むのがおすすめです。
そして何よりいいのは、ワインと食事を通じて、仲間と楽しい時間をすごすこと、これが一番のストレス解消となって心身の健康につながると思っています。
みなさんも秋の夜長、美味しい赤ワインを楽しんでくださいね。
くれぐれも飲みすぎ注意で。
次回は、デイリー・インフォメーション中部 成瀬さんが担当致します。
お楽しみに!