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DACグループ思い出リレー #8 北谷 優季 編<前編>

前回、株式会社デイリー・インフォメーション中部 岸さんからバトンを受けたのは株式会社デイリー・インフォメーション関西 執行役員の北谷優季さんです。
2回にわたってお届けします。


真面目さゆえに・・・

岸さんの思い出リレーで、私の入社が岸さんが会社を辞めるのを思いとどまった要因になったという話が出ていましたが、私がそれを聞かされたのは入社して5年くらいたったときでした。
それを聞いてびっくりしました。だって面接のときにノリノリで「がんばろうね!」って言ってたのに、その時すでに他の会社に内定をもらっていたとは(笑)。
でも、入社当時は全然契約が取れずにうまくいかなくて、岸さんには本当に助けてもらったので、今自分があるのは岸さんのおかげだととても感謝しています!

岸さんから「真面目で頑張り屋さん」と紹介いただきましたが、当時から岸さんには「真面目すぎる」と言われていて、「あまりやりすぎないように」と注意されていました。
一度、仕事がすごく詰まっているときに、めちゃくちゃ早く出社したんです。朝の6時前くらいだったと思います。そうしたら警備に引っかかってしまって。警備員さんが来られて、社員だという説明をして、それ自体は問題なかったんですが、当時部署長だった福井さんが出社してからそのことを2時間くらい怒られて(笑)。結局早く来た意味が全くなくなってしまいました。
今でも岸さんにそのことを笑われますね。

視線が痛い・・・
お洒落な街を登山の格好で

入社当初の印象深い話といえば、約15年ほど前、富士登山研修に参加したときのことです。ちょうどその前月、石川社長が名古屋にいらして、少しお話する機会があったのですが、そのときに東京で実施される、“太田顧問が登壇する女性向けのキャリアアップセミナー”に岸さんと一緒に参加するようにと誘われたんです。

その日程が、富士登山研修の次の日だったので、そのことをお伝えすると、

「何が問題だ?」

と言われました。

その当時の富士登山研修は山小屋宿泊のない弾丸登山でした。

でもそんなことは社長には関係ありません(笑)。

ご来光を見て下山したあと、名古屋に帰るバスではなく、東京の社員と同じバスに乗りました。すごい荷物とすごい疲労感でその日は社長宅に泊めていただきました。

さすがに岸さんも放っておけなかったのだと思いますが、一緒に泊まってくれました。

次の日、セミナーを受けに六本木ヒルズへ。

おしゃれな街にそぐわない、大きなリュックで山登りの格好でセミナーを受けました。参加者はみんなできる女性といった感じ。格好も華やかでした。絶対「めっちゃ汚いやついるな」って思われてたと思います(笑)。
なんかすごい会社に入っちゃったなと思いましたね。

そんな社長ですが、2年ほど前に、中国支社の部署長をしていた時にわざわざ広島まできてくださったことがありました。その当時、退職者が出たり、あまり上手くいっていないと感じていたときで、私が悩んでいるということが社長の耳に入ったのだと思います。

「ケーキでも食べよう」と誘われて社長と二人でお茶をしました。ご自身の話を引き合いに出されて、「40年社長をやっていても、部下をどう育てていくかというのは難しい」という話をしてくださいました。とても励まされたのを覚えています。

中国支社の立ち上げ。印象最悪な部下

デイリー・インフォメーション中部から中国支社の立ち上げのために、デイリー・インフォメーション関西に異動したのは2016年のことでした。中部から異動するのは私一人。立ち上げメンバーのことはほとんど誰も知らず、中部と関西の会社のカルチャーも全然違っていて、まずそれに慣れるのも大変でした。

部署長が松崎さん、その下が私、私の下が10歳下の橋本くん、その一つ下の早川くん、あとさらに下の代が何名かというメンバーでした。

橋本くんと早川くんはその後、部署長になった私をとても支えてくれた存在で、今ではとても信頼できる存在で、感謝しています。

ただ、最初の印象は最悪でした。(向こうもみたいですが)

広島の事務所に入る前に関西で少し勤務をすることになり、赴任早々、橋本くん、早川くんとミーティングすることになりました。

橋本くんが話を聞いてなさそうだと思って、「話聞いてる?」って聞くと、しれっと「聞いてますよ」って答えるんですけど、やっぱり全然聞いてくれていないんです。

淡々としていて私とトーンも合わない感じで、うまくやっていけるかとても不安でした。

広島の事務所が開所してからも、全然心は開かれず、最初に入った事務所が広かったこともあるんですが、「橋本くん!」って呼んでも聞こえてないのか(聞こえてても面倒臭い)、反応してくれない頃がありました。

腹が立って、たまたま100均ショップで買い物をしていたときに目についたチンベルを買って、用があるときはそれを鳴らすようにしたくらいです(笑)。


前編はここまで。後編は最初は最悪な印象だった中国支社メンバーとのその後、絆などを語ってくださっています。乞うご期待!

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