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DACグループ思い出リレー #28 逸見昌子編〈第三章〉

セブンサミッツへの挑戦

DACグループ50周年の記念企画の一つとして社員のリレー形式で7大陸最高峰に挑戦するDACセブンサミッツプロジェクトが動き出したのが私が58歳の時でした。第一弾アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロのエントリーが始まったとき、「60歳を前に人生で何かを成し遂げたい!」という気持ちになり、思い切って応募しました。応募者みんなでトレーニングに励んでいたのですが、登れる人数は限られていて、何人かは行けなくなることはわかっていました。石川代表は私の年齢を考えてくれて、こういったチャレンジをするなら、早い方が良いからと「逸見を参加させるように」と言ってくださったのですが、私はそれで若い子たちが行けなくなってしまうのは違うと思い、辞退しました。
一緒にトレーニングした子たちが無事にキリマンジャロ登頂を成し遂げて、その後、第三弾のヨーロッパ大陸最高峰のエルブルスのエントリーが始まったとき、私は60歳でした。
最初に思っていた「60歳を前に〜」という思いは、60を過ぎると、自分の体が動けなくなるんじゃないかと思ってのことでした。ところが60を過ぎてもたいして変わらないなと…(笑)。そこでもう一度エントリーしてみました。エルブルスには応募者が少なく、応募した前山さんと沢田さんと一緒に選抜されることなく挑戦者として決定されました。エルブルスの話は前山さんの「思い出リレー」でも語られていましたね。
ご自身以外のメンバーが「個性的」と言われていましたが、私からするとマイペースな二人との珍道中で、こちらのセリフだよって思いました(笑)。
余談ですが、前山さんがエントリーするきっかけとなった検査入院で、お見舞いがてら、うなぎを買って持っていきますよっていう約束をしたんです。でもそれを周りに言ったら「検査入院なのに、大袈裟でしょ」と言われて、「それもそうだな」って思って行かなかったということがあったんです。
私も連絡すればよかったんですけど、すっかり忘れていて。
そうしたらうなぎを期待していた前山さんは病院の夕食を断っていたらしくて、、、。いまだにそのことを言われます(笑)。

日本での過酷なトレーニング

さて、エントリーしたのは良いものの、実は私、極度の高所恐怖症で・・・。研修の引率として毎年富士山には登っていたのですが、富士山は整備されていて切り立った崖を登ることもありません。果たしてエルブルスは大丈夫なんだろうかと不安を抱えながらも、DACセブンサミッツプロジェクトのガイドでテレビなどでも活躍されている倉岡さん指導のもとトレーニングが始まりました。
トレーニングで国内の山にも色々と登ったのですが、大変だったのが八ヶ岳です。
倉岡さんの他にも優秀なガイドさんについて登っていたのですが、とてもキツくて、途中でもたついてしまったんです。
そうしたら後ろからそのガイドさんにせっつかれて、「いきますよ!」って思わずキレてしまって・・・。その後もわがままなことを言ってしまって呆れて先に行かれてしまったんです。ちょうどプロジェクト第二弾の南米大陸最高峰アコンカグア挑戦メンバーと合同のトレーニングだったので、アコンカグア挑戦者の佐々木さんが降りてきてくれて、一緒に登ってくれました。登頂できた瞬間号泣して、ガイドさんとは大喧嘩してしまいました。ガイドさんも「こんなんじゃエルブルスなんて登れないよ」と言う意味で私に覚悟を持たせるためだったのですが、その時はそこに思い至る余裕もなく・・・。
その後も厳しいトレーニングがありましたが、DACの皆さんの応援などもあり、乗り切ることができました。
とはいえ、私にできるだろうかという不安を抱えたまま、ヨーロッパに旅立つ日を迎えました。

日本での訓練の様子

今回はここまで。次回はいよいよ最終章、ロシアのエルブルスへ・・・!
お楽しみに!

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