DACグループ思い出リレー #16 中西夏子 編
前山さんから酒飲みと紹介を受けましたが、たしかに私が仙台の事務所にいたとき、事務所の引っ越しのあとの打ち上げで、社員と前山さんと一緒に居酒屋に行った際、大いに飲んで、そのお店のお酒がなくなったということがありました(笑)。小さなお店ではあったんですけど、その当時お酒の強い人がそろっていて・・・。
お酒が強いとおっしゃってましたけど、ESDの赤坂さんには敵いません!
でも飲むのは大好きです。
自分だったら絶対採用しない・・・入社のきっかけ
私がDACグループに入社したのはうん十年ほど前のことです。
現在はデイリー・インフォメーション(DIN)関西の総務経理部門で働いていますが、ピーアール・デイリー(PRD)仙台事務所の制作として入社しました。
同期で言えば、ホールディングスの原さん、PRDの多田さん、DIN関西の高藤さんあたりです。
もともと東京の媒体社で制作の仕事をしていて、Uターン転職をしようと思っていたところ、知人からご紹介いただいて、面接にいくことになりました。
実は前日おおいに飲んでしまって、朝起きるとひどい二日酔い。バスに乗り遅れ、間に合わないことを電話したら「とにかく待ってますから」の言葉。ようやく着いたと思ったら、今度は履歴書を忘れたことに気がついて・・・
今、自分がそんな人を面接したら速攻で不採用にすると思うのですが、ありがたいことに「明日から来れますか?」と聞かれ、無事(?)入社することができました。
人手も足りていなかったのと、規模もずいぶん小さかった頃のこととは言え、自分のことは棚に上げ、この会社大丈夫だろうかと思ったことを覚えています。
制作として入社したのですが、総務や人事などをやる人が誰もいなかったので、その辺りのことを全てやるようになり、今に至っています。
社長宅での素敵な思い出
入社した最初の年、クリスマスに石川社長のご自宅にお招きいただきました。
わざわざ仙台から呼んでくださって、地方の中途入社の自分のことも気にかけてくださっていることにとても驚きました。
今は亡き稠子奥様が手料理を振る舞ってくださり、東京の社員の方々と一緒に楽しく過ごしました。
社長や稠子奥様が世界各国の旅先で買い求めた様々なオーナメントがツリーを彩り、石川家のクリスマスツリーは本当に素敵だったことを覚えています。
最近では石川社長が仁木に住まれているので、千葉のご自宅に社員を招くということはほとんどないと思いますが、当時は結構そういうことがありました。
社員を泊めるためにご自宅の3階を増築されるほどです。
それほど社員とのコミュニケーションを大事にされていたのだと思います。素敵なお宅での、社長や奥様、一緒に訪れた社員たちとの楽しい時間。
そういう時代を知っているというのはありがたいことだなと思います。
りんご研修って本当に楽しい
仙台時代で思い出深いことと言えば、「りんご研修」です。
今は入社3年目の研修として定着したりんご研修。
最初は石川社長とりんご農家の熊谷さんが出会い、社長が農業体験に行かれたことから始まりました。熊谷さんは、岩手県盛岡市の郊外に広大なりんご農園をお持ちで、「農家の人」というイメージで会うと、全然違うのでびっくりします。ご自身で演劇をされていたこともあり、おしゃべりがとても上手で、面白くて素敵な方です。
私は仙台にいる間はずっと引率として、春に摘花、秋に収穫と年2回訪れていましたが、熊谷さんの面白さに大ファンになってしまいました。
今はコロナ禍で開催されていませんが、まだ行ったことのない方は再開されるのをぜひ楽しみにしていてください!
関西へ異動—。会社の成長を感じたハワイ旅行
関西に異動になったきっかけは東日本大震災でした。
震災の影響で東北の事業は縮小となり、そのタイミングで関西の経理を担当されていた方が高齢だったこともあり、後任として関西に来てくれないかという話をいただきました。
確か、その次の年に創立50周年記念旅行として社員みんなでハワイに行きました。
その後2015年にも売り上げ100億達成記念でまたみんなでハワイに行ったのですが、とてもグループの成長を実感していましたね。
本当に会社が小さかったずっと昔から、社長は「売り上げ100億円」と言葉に出してこられていました。私は「そんな夢みたいなことを」と、とうてい無理だろうと思っていたのですが、だんだんそれが近づいてくるのを目の当たりにして、とてもワクワクしました。
2014年度に見事、売り上げ100億円を達成し、やっぱり社長ってすごいなとその時素直に感じましたね。
関西もどんどん社員が増えてきて・・・。
最初は、今もアルバイトで一緒にやってくれている上田さんと一緒になんとかやっていたのですが、規模も大きくなってきたこともあり、東京から経理を専門的にやっていた可瀬くんが来てくれて、そこから関西の体制は一気に良くなりました。
総務関連の仕事をしていると、基本的には一人で完結する仕事が多いのですが、それでもここまで続けて来れたのは、仙台時代も含めいろんな人に恵まれてきたからだと思います。
やっぱり長い社歴のなかで、つらいことや、会社を辞めたほうがいいのかなと思ったこともありましたが、その都度、周り仲間たちがいたから頑張れました。
今のチームのメンバーや、関西に来てからずっと一緒にやってきた東山さんなど本当に周りの仲間に支えられているなと感謝しています。
あと、全国の総務メンバーとは研修などで顔を合わすことも多く、絆がありますね。
今はコロナ禍などでなかなかできなくなりましたが、毎年みんなで積立をして旅行をしたり、とても楽しい思い出です。
旅行も研修も飲みに行くのもやっぱり楽しい!
コロナ禍になり、旅行や研修もそうですが、本当に色々なことが制限されてしまって、私の最強技「じゃあ飲みに行こうか!」が使えなくなってしまいました・・・。
(昔、上司と飲み代にいくら使ったかなと試算してみたんですが、「家一軒くらいは建つね」となりました)
旅行も研修も飲みにいくことも、「寝食を共にする」じゃないですが、他の人の人となりがわかって、コミュニケーションも円滑になりますよね。何より楽しいです!
またみんなで楽しく過ごせる日が来ることを願います。
次回は・・・
次のバトンですが、DACHDの福澤さんにお渡しします。
福澤さん、ほんとうに面白くて、いろいろな経験をされているので、楽しみにしていてください!