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婚活って「恥ずかしい」??

前半は入社前に100人規模の婚活パーティーを実施されていたお話でした。後半は、DAC入社後のお話や、ご自身の婚活やそこで得た教訓などについてです。なかなか婚活についてこんな率直に話してくださる方はいないのではないでしょうか。前編に引き続き、インタビュアーはDIN関西の藤部さんです。

DACに入社!「一花咲かせたる!」

藤部 そのあと、DACに入社されたわけですね。どうしてDACに入ろうって思われたんですか?

浅田 家が近かったのと、お給料が良いような気がしたからです。正直広告とか考えたことなかったんですけど。前の会社は歩合がなくて、営業経費も出なかったので、頑張れば頑張るほど削られて。
それでも私は一生懸命頑張ってお客さんをとってたんですけど、ふと隣を見ると全然頑張っていない人がいて、お昼ご飯をのうのうと食べている姿をみて・・・。

藤部 それで目が覚めたんですね・・・。
私は新卒でしたけど、ほぼ入社時期は一緒くらいだったと思います。

浅田 そうですね。DAC入ったとき、その当時はまだ前の事務所で、今ほど大きな会社って感じではなかったと思うんですけど、「大企業に入った〜!」って思ったのを覚えています。
「ここで一花咲かせたる!」って気持ちでした(笑)。

藤部 「一花咲かせたる」感、めっちゃありましたよね(笑)!

浅田 最初なんてベッドで寝た記憶がないくらい仕事頑張ってました。ネタ集めして、そのままソファで寝ちゃうみたいな。

藤部 すごいですよね。真似しろとは言わないですけど、これくらいの精神力だったら入社1ヶ月目から成績達成しそうですよね。

浅田 ちなみに、初月は目標の2倍の数字を達成して正社員になりました。「やったるで感」で乗り切りました(笑)!

藤部 たしかキャリア新人賞を獲られてましたよね。

浅田 そうですね。気がついたら獲ってました。

婚活相談に乗るように。自分の婚活で得た教訓も。

藤部 パーティーの方はDACに入ってからはやらなかったんですか?

浅田 本当に最初のほうだけやっていたんですけど、本業の方で頑張ってちゃんと賞金をもらえていたので。
固定給があった上での賞金だったので、せっかくちゃんとした企業に勤められたし、ちゃんと本業を頑張って成績をあげようとスパッと辞めました。

藤部 「またやってよ」っていう声はなかったんですか?

浅田 めっちゃありました。なので、ポツポツやったりはしていたんですけど、それはもう完全に趣味みたいな感じで。やっぱりすごく楽しいので。相談に乗ったりもしていますね。

藤部 パーティーじゃなくて相談?

浅田 そうですね。良い人がいれば紹介とかもするんですけど、みんな「こういう人が良い」っていう理想みたいなものが固いんですよね。だから私がぽろっと紹介して上手くいくっていうことはなかなかなくて。どちらかといえば、身内の中で紹介しあうというよりは、婚活市場に出ていくようなマインドにしてあげるという考えになりましたね。
私自身も婚活をしていた時期が結構長かったんですよ。
すっごくしんどかったんですよ。その時に「婚活仲間」がいて励ましあったりしていたんですよね。LINEグループで情報交換したり愚痴を言い合ったり。そういうのがあったからなんとかやってこれたっていう感じでした。
結果的にそのメンバー全員結婚したんですよ!
やっぱりすごく活動はしんどいんですけど、諦めずにその場に出ていくことで目標達成できるんだなって思いました。

藤部 なんか仕事の話みたいですね(笑)!

浅田 仕事と一緒ですね!テレアポと一緒だと思ってほしいんですよね!
今って、昔ほど婚活にネガティブなイメージはなくなってきているとは思うんですけど、「私、婚活しているんだ!」って堂々という人はまだ少ないんじゃないかなって思うんです。でも目標達成のための一つの活動だから、すごいポジティブなことだと思うんです。テレアポを恥ずかしいと思う人っていないじゃないですか(笑)
まあ、言っても言わなくても良いんですけど、そういう場にいく時、「行ってきます!!」って明るく言えて、周りも「行ってらっしゃい!頑張れ!」って応援できたら良いんじゃないかなって思うんです。ネガティブな印象があるとそれが行動の妨げになってしまうと思うので。「目標達成したい人はどんどん出ていけば良いんだよ!」って伝えられたら良いなって思います。

「婚活」って恥ずかしい?

藤部 「婚活してます」っていうのがなんか恥ずかしいという感情になるのってなんでなんですかね?

浅田 「結婚できない人」って見られるんじゃないかって思っちゃうんですかね。

藤部 ああ、そうかも!「〜できない」って見られるのは嫌ですもんね。

浅田 でも実際、仕事をしていて例えば転勤となると、人間関係が一度リセットされるじゃないですか。それだけでも結婚から遠ざかってしまう人もいると思うし、仕事が忙しいと、例え出会ったとしても育む時間もないじゃないですか。それ以外でも、他の目標があってそこまで気が回らないとか、そもそも結婚にあまり興味が持てないとかもあるだろうし、自分以外の相手がそういう状況だったりもするだろうし。
本人のパーソナリティの問題ではなく、色んな環境や条件が整わないと「結婚」に至らないと思うんですよね。「できない」からしていないんじゃなくて。

藤部 たしかに。その人の問題ではなくて、外的要因が大きいのに、「できていない」と見られることが多いですよね。

浅田 仕事を頑張っている人って、仕事の上で色んな人と会ったり、付き合いもあったりするので、それで気持ちが疲れちゃって、プライベートで「人と出会いたい」という気持ちになれない人って結構多いんですよね。休みの日はゆっくりしたいって気持ちになったり。

藤部 めちゃわかります!!

浅田 仕事では人と会っているから、プライベートでは出会えていないことに気がついていなかったり、もう知らない人に休みの日に会いたくないって思ってしまったり・・・。

藤部 一人でいるか、良くわかっている友達といるくらいが良いですもんね。この話、男女問わずしみる人多そうですよね。

人と会って、会って、会って・・・は辛い!でもそれで得られることはある!

藤部 浅田さんは今回、婚活アドバイザーDACナンバー1ということですけど、何か社員に伝えたいことはありますか?

浅田 「自分は結婚できない」と劣等感を持っている人ももしかしたらいらっしゃるんじゃないかと思うんですけど、本当に、自分自身以外の色んな要因があると思うので、そう思わないでほしいですね。あと、出会いの数が少ないというのもあると思うので、結婚したいと思う人は、すごくしんどいと思うんですけど、出会いの場をつくることをポジティブに考えてもらいたいですね。プライベートな出会いがないからこそ、本当の自分の好みを知らない人が多かったりするんですよね。

藤部 それはどういうことですか?

浅田 例えば「あなたはどんな人と結婚したいですか?」って聞いても本当に必要な条件が出てこなくて、なんとなく答えたことだったり、違う理想を追いかけている人が多いような気がします。結婚相談所で思ったのは、たくさん人と出会うことでこういう人が好きなんだなって気が付く人が多いんだなっていうことです。
例えば「給料が高い人が良い」って思っていても、最終的には意外と給料は関係なくてフィーリングを選んだなとか。理想と違う人と結婚する人が多くて、本当に結婚において自分が重要とすることって出会いの場にいかないと気がつけないことが多いんだと思います。

藤部 ちなみに浅田さんもそうだったんですか?

浅田 私もそうでした。理想は誤解を恐れずにざくっというといわゆる「ホワイトカラー」の人が良かったんです(笑)。けど、結婚した人はトラックの運転手をしているので、「理想」とは違っていたんですけど、今はすごく良かったなって思っています。
生活力があるというか。私はすごい抜けている部分があるんですけど、そこをさりげなくカバーしてくれるんですよね。

藤部 良いですね〜。どうやって出会ったんですか?

浅田 それこそ、婚活の場にいっぱい出てめちゃくちゃ疲れていて、もう本当に嫌だなって思っている時にたまたま知り合いのスナックでお客として出会ったんですよ。

藤部 そんなことあるんですね!でもそれまでの婚活の経験がなかったら気付けなかったっていうことなんですよね!

浅田 そうなんですよ。本当に婚活仲間みんな言うんですよね。「出会って出会って出会って・・・疲れたっていうタイミングでその人に出会う」って。それが婚活の場だったり別の場だったりというのはあっても、この人だ!というのがスッとわかるって言いますね。

藤部 そういうものなんですね。面白いですね。出会ってすぐわかるもんですか?

浅田 そうですね。まあ数回デートしてですけど、「この人と結婚したい」って思いました。だから結婚まで早かったです。婚活仲間もみんなそんな感じでした(笑)。

藤部 これ、もっと個人的に話を聞きたい人多そうですね。
希望者少人数でランチ会とか開きましょうか!
是非話を聞いてみたいという方はご連絡ください!

浅田 是非、なんでも聞いてください!

藤部 ランチ会とか座談会とか、実現させましょう。今回は貴重なお話、ありがとうございました!


直接お話聞きたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?ランチ会や座談会をしたいという方はぜひ、各社のD&I委員会まで!


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