意外と知られていない「紫外線疲労」ってなに?
こんにちは。デイリー・インフォメーションの向井です。
Hawaiiに行った人も、そうでない人も、そろそろ本格的に紫外線の影響が気になる時季になってきましたね。
私は今まで紫外線対策には無頓着で、自分の肌を酷使してきたタイプですが、近年の日差しの強さにはさすがの私もビビり始め、特に日焼けからくる老化を実感するという恐怖体験から、今年は今まで生きてきた中で一番高価な日焼け止めを購入しました!(って言っても、ドラッグストアで普通に売られているものですけど笑)
日焼け止め自体ほとんど買ったことがないのに、”ビーチフレンドリー処方”という環境に配慮している、SDGs意識してまーす系なものをちゃっかり購入した私。
そんな私の日焼け止めデビューみたいな話はさておき、、、
みなさん「紫外線疲労」という言葉は聞いたことありますか?
炎天下の中、外を歩いていると、だんだんと体力を吸い取れていき、ダルさを感じることがあると思います。その原因、じつは「紫外線」かもしれません!
一般的に、日焼けやシミの予防として紫外線対策をする人は多いと思いますが(←まさに最近の私)、「疲労の対策」として考えている人は少ないかもしれません。
この時期に全身の疲労感を感じたり、なかなか疲れが取れなかったりするような人は、もしかすると紫外線対策に無頓着になっているようなタイプの人かもしれません。
ということで、ここからは紫外線が及ぼす疲労やその他の症状について解説していきます。
目から入ってくる紫外線の影響とは
紫外線の影響は、肌に対するものばかりが注目されがちですが、目から入ってくる刺激に関しても気を付けなければなりません。
なぜなら、目は、常に外界にさらされている部分なので直接ダメージを受けやすい部位。長時間、炎天下の中で過ごしていると、目が充血したり、痛みを感じたりするような経験をしたことのある人もいると思います。
また、レンズの役割をしている水晶体は、新陳代謝の機能がないので、紫外線によって傷ついてしまうと水晶体が濁り、白内障につながる恐れも…。
目に紫外線が入ると、それが脳へ伝わり、活性酸素が大量に分泌されます。すると、脳の神経細胞が酸化ストレスを受け、自律神経を乱し、全身的な疲労感を引き起こしてしまうのです。
同時に、防御反応として、脳から体内のメラニン色素を増やすよう働きかけるため、目からの紫外線は、日焼けの原因にもなってしまいます。
夏バテ防止に、栄養のある食事をとっても、たくさん寝ても、疲れが取れないから栄養ドリンクを爆飲み。でもまだ疲れたまま…というそこのあなた!その疲れの原因は体ではなく、もしかしたら紫外線による脳からの疲労=「紫外線疲労」かもしれません!
【紫外線疲労:対処法】サングラスが全身の疲れを軽くする
ここで、みなさんにおススメしたいのが、外出時のサングラスの着用です。
完璧に日焼け止めを塗って肌を守っても、疲労対策にはそれだけでは不十分。サングラスをかけることで全身の疲れを軽減できるのです!
サングラスを選ぶ際は、色は薄めで、紫外線カット率99%以上のものを。
サングラスをかけるのはどうしてもレジャーの時をイメージしがちですが、通勤時やアポイント先への外出時など普段からサングラスを着用することを、衛生委員会として推奨していきます!
次回の月刊ナイチンゲールはデイリー・インフォメーション九州の森本さんが担当します。お楽しみに!