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継続的な活動を 能登支援ボランティアを実施しました

デイリー・インフォメーション(DIN)中部の河合です。
DIN中部では3月に続き、能登半島地震の被災地でのボランティア活動を行いました。

今回は、イベント用に合わせて作られたメニューを、市内の避難所など地域住民の皆さんが集まる拠点にお届けする活動をさせていただきました。

配送の様子

このイベント「Smileフェスティバル珠洲」の主催である地元ライオンズクラブに、DIN中部のクライアント様がいる縁で実施につながりました。

3月の活動を受けてDIN中部では、「1度だけで終わらせず、継続的に支援活動を行っていく」ことが統一見解として共有されていました。
そんな話を社員の1人がお客様にしたところ、「それならこれはどうですか?」と今回の場を紹介いただきました。

参加したのは、この4月に入社した新卒社員の8人(入江さん、大橋さん、開発さん、可児さん、鈴木さん、徳倉さん、古谷さん、吉村さん)と引率として片山さん、佐野さんです。佐野さんは3月に続いての参加でした。(→佐野さんや私が当時を振り返った座談会はこちら
8か所ほどを車で周り、約900食をお届けすることができました。

センターから市内各地に向かいました

お届け先では、住民の皆さんが明るく迎えてくださり「遠いところからありがとう」「大変だけど頑張るよ」といった言葉を頂き、新卒社員からは「自分が元気をもらってしまった」という声も聞かれました。

一方、道中では隆起した道路や崩れた崖に残されたままの車があり、復興への道がまだまだ長いことを痛感する光景でした。
また、自宅を壊して「住めない」状態だと認定されないと仮設住宅に移ることができず、今は壊されるのを待っている…といった現地の実情も教えていただきました。

<参加メンバーの声>
・3月の話を聞いて自分も参加したいと思っていたので、大切な体験ができました
・「日常が突然なくなった」現状を目の当たりにして、人生において意味のある経験となりました
・現地の皆さんがお互いを支え合おうとしている姿が印象的でした
・崩壊した家屋を初めて自分の目で見て、震災の脅威を感じました
・被災地の現状を知ったことにより、もっと何か支援をしていきたいと思いました
・今後は「相手のために率先して行動できる人」になれるよう成長したいと思います
・現地の皆さんの明るさと強さに感銘を受けました
・ニュースで見る事は少なくなってしまいましたが、まだ地震発生の時のまま時間が止まっている方々が多くいる事を改めて認識しました
・今は建物を壊す作業を待っている状況と聞いて、復興までの道のりはまだまだ長いのだなと感じました
・崩れた道路などに衝撃を受けました。一方で住民の皆さんにはぱっと見いつも通り日常が流れているように見えて、言葉にできない気持ちになりました
・私自身が苦しんでいる人のためにできる事がいかに少ないか実感しました

アンケートから

現地の光景や住民の皆さんとの会話から、多くのことを考えるきっかけとなったようです。

先輩2人からも、

・僕たちが特に指示をしなくても、自発的に後輩たちが動いていたのが印象的でした
・元々ボランティア精神や、その意欲があるメンバーが多く、「自ら役割を探す」姿勢があるなと感じました

といった声が聞かれ、全員が率先して能動的に動いていたことが伺えました。

24年新卒メンバー


今後も引き続き、日ごろからお世話になっている能登エリアに少しでも恩返しができるような活動を続けていきたいと考えています。

参加した皆さん、そして受け入れてくれた珠洲市の皆様、本当にありがとうございました。



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