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【Q&A編】要望に回答します 独自制度「DAC WORKING STYLE」

こんにちは。広報課の佐伯です。
本日は、DACグループの独自制度「DAC WORKING STYLE制度(DWS)」連載の第5弾として、皆様から寄せられているご意見について、Q&A方式でお伝えします。

回答者は、第1弾 でもご登場いただいた、人事担当役員のお2人。
アンケートの「あったらいいなと思う制度」および「自由記述(DWS以外のことも多く寄せられました)」欄から多かった内容を抜粋して、お答えいただきました。
第2回 第3回 第4回も 見てね!)

回答いただいた、人事担当の川﨑常務・小田部役員

Q1.フレックス制度を導入してほしい 10人

1番多くあがった意見が、フレックス制度について。労働時間の総量を決めた上 で、毎日の出退勤時刻や勤務時間を⾃由に決められる制度です。
「より働きやすくなる」「朝と夜、得意な時間帯は人によって違うので」等の意見もありましたが、回答は…?

A:まずは社員の皆さんが毎日の打刻を正確にするところからですね。以前よりはだいぶ改善しましたが、まだヌケ・モレが頻発していて、勤務実態をマネージャーが管理しきれていない現状があります。残業についても、当日以前の申請が必要なはずが、1か月分まとめて申請する人がまだまだ多い。フレックスになると、業務実態の把握がさらに煩雑になるので、今のままでは導入できません。
ただ、フレックス自体は働きやすさの向上につながると考えているので、私たちも導入したいと思っています。なので、「労働時間の管理」について、社員の皆さんには今以上に意識を高く持ってほしいと思っています。

Q2.資格取得補助など、キャリアアップ支援をしてほしい 7人

「資格取得への支援制度や、合格後の受験料の負担などあれば嬉しい」「社員のスキルアップは会社のさらなる発展につながる」などの意見が寄せられました。

A:今も、「Schoo(社会人向けオンライン学習コミュニティ)」など、企業向けのオンライン研修やセミナーを複数契約して、定期的に皆さんに案内しています。スキルアップにご興味のある方は、人事部が毎月出しているメールを見ていただければと思います。
資格に関しては、専門職の資格取得をフォローする制度を整備する予定です。「取ったらゴール」ではなく、今後のキャリアビジョンにコミットするような内容にしたいですね。社員の皆さんの自主的な努力を会社として支えていく、そんな位置づけをイメージしています。

Q3.「へるほり」が半日消化できるといい 7人 

理由によらず1日休むことができるDAC独自の休暇「へるほり」。勤務形態によらず入社日に5日付与されます。
「通院で使っているが、かかる時間が3時間程度なのでもったいない」という意見が複数寄せられました。

A:へるほりは慶弔休暇などと同じ法定外休暇の「特別休暇(特休)」です。特休はDACでも一般的にも、1日単位での付与になります。
半日単位で取得したい場合は、有給休暇をご利用ください。

不妊治療、体調管理、家族の看護や外出…。いろいろな使い方ができる「へるほり」

Q4.副業について 3人

副業について「して良いのかどうか規定が分からない」「支援制度があったらいい」との意見がありました。ここ5~6年で企業が解禁する動きが広まってきた副業。DAC人事の見解は…?

A:明確に禁止はしていませんが、やはり労務管理が課題になります。今は月45時間超えたら長時間労働とされる中で、副業も含めてその時間内に収まるのか、健康管理は問題ないのか…、そういったリスクが無いと判断できれば推進できます。
ただし、会社の許可なく他の法人の役員や従業員になることは禁止しています。

Q5.保育費支援の対象を拡大してほしい 3人

DWSには、子どもの保育園にかかる費用を最大5万円まで補助する「保育費支援制度(※)」があり、産育休を90日以上取った社員が対象となっています。これに対して「休まず働いたら対象外で、3か月休めば対象になるのは不公平では?」「出産後に働き始めたので対象外となり、残念だった」との声がありました。

A:この制度の意味合いとしては、出産・育児で休まざるを得なかった社員に対して「補助するから早く帰ってきてね」というニュアンスのものになります。ただ大勢に「お金を配る」ことをしたいわけではありません。
費用補助は、どんなものでも線引きは必要です。現状では「育児にきちんと向き合って、その上でDACで働き続けてくれた人」を対象にしている、ということです。もちろん社会の動きや社員の状況によって、マイナーチェンジしていく可能性はあります。

育児と仕事の両立を会社として後押ししています

Q6.休日出勤について 2人

広告代理店であるDACグループ。その性質上、土日祝日に出勤することもしばしば。振替休日を取ることが前提ですが、「振休が取れない時に買い取ってほしい」「土日祝日でイベントがあった際の手当が欲しい」との要望がありました。

A:DACの社員の給与には、約24時間~(グレードによって異なります)/月の固定残業代が含まれています。月の勤務時間がこの範囲から出た場合は、超過勤務手当を出しています。そして、それが法定休日だった場合は手当が割増しになる、という仕組みです。
なので、〝休暇の買取り〟は行っていません。休日出勤した・振替休日が取れなかった=手当が出る、という形ではないので、分かりにくいのかもしれません。労働基準法に則って適切に行っています、ということはお伝えさせていただきます!

冷静で現実的な回答をしつつ、社員の皆さんから寄せられた幅広い意見をしっかりと聞いていただきました。ありがとうございました。

お2人からは、

今回のアンケート結果を通して、社員の皆さんが思っていることが定量でも定性でも見られて、良かったです。働く環境の整備は私たち人事部の重要な仕事の一つなので、引き続き皆さんの声を頂きながら進めていきたいと思います。頂いた宿題についても、責任を持って遂行していきたいと思っています。

一方で、「働きたい会社づくり」は社員全員で行っていくもの、だとも思います。規則を遵守する・改善の提案をするなど、社員の皆さんの自主的な動きも必要になります。ちなみに今のDAC WORKING STYLE制度は、子育て社員のメンバーが素案を作り、会社に提案したものです。

これからも、一緒により良い会社を作ってきましょう。

と、総括をいただきました。


多様な働き方を認めることで個人の生産性を上げ、会社としても成長させる「DAC WORKING STYLE」。
連載は今回で終了となりますが、もしご不明な点や新たな要望・ご意見がありましたら、ぜひ人事部までお寄せください。

グループウエア「デスクネッツ」に詳細が載っていますので、参考にしてみてください


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